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WorkFromHome
相変わらず在宅勤務しています。ここ数ヶ月の間に、自宅のネットワークを切り替えました。
左端のLEDが緑色=4Gです。5Gなら青色に光るはず。
TL;DR
- 自宅の固定回線を廃止して、ドコモのhome5Gを導入した。
- 実は5Gは電波圏外なので4Gで使っているが、それでもだいたい50-90Mbps出ていて、プライベートにも仕事にも支障なし。なお仕事は御存知の通りエンジニアです。
- 5Gがつながるようになれば3ケタMbpsは確実。「プププ、我が家の光回線はもう1GBpsに手が届いてるぜ、ケタが違うだろ」っていう煽りはスルーです。
- 通信制限は?パケ詰まりは?って言う人を見かけますがけどそれどこソースなんでしょうか? 私は既に3ヶ月間これで在宅勤務してるけど問題ないです。(通信量の詳細については後述)
- なお、費用は固定回線よりは500円ほど高くなってしまった。
知人が、不動産的な事情で固定ネット回線を引くのにやたら手間取って困っているというので、「俺んち、実はこんな感じ」と話したところ思いのほか好評(?)だったため、ついでにブロクにでも書き起こしてみた次第です。
なお、私はドコモの回し者ではありません。あと「他のキャリアの似たような機材と回線はどうよ?」は知りません。auの大規模障害? レアケースを気にしすぎるとキリがないですよ。
きっかけ
- 自宅の回線はNTTフレッツ マンション構内VDSLというやつでした。まだ動いているとはいえ、遅かれ早かれADSL/VDSLはオワコンです。速度も、実質的に85MBpsがせいぜいでした。そもそも理論的に100Mは望めない、そういう技術なのです。正直言って、特に夜は、通信速度が安定しませんでした。
- もちろん光ファイバー回線がベストですが、マンションの設備がー、管理組合の理事会がー。(以下略)
- 一方、妻がSIM内蔵のノートPCだけで在宅勤務している=4G通信だけで仕事ができている?!ということは?!(※妻は事務職)
- 夫婦二人住まいだし、通信速度が必要な仕事や趣味(映像編集とかゲームとか)はやってないし。
- ドコモのサービスエリアマップでは、ギリギリ自宅も5G圏内だ!(実際にはギリ5G圏外というのは後日判明したが、想定内なのでそれほどショックではなかった)
結果:仕事とプライベート面
- 速度は最初の画像のとおりです。マンション構内VDSLと同等か少し速いくらい。5Gになればもちろん3ケタMbpsいけるでしょう。
- zoomもslackもdocker pullも問題ない。Netflixも。
- 仕事中に巨大なファイルをアップロードするときに、前よりも遅くなったかな?と思うことはあるが、誤差の範囲。
結果:費用面
- NTTフレッツ マンション構内VDSL 4500円/month が 4950円/month に。少し高くなりましたが、そのうち5Gもつながって速くなればまあいいかなと思ってる。
- 専用機材「HR01」の購入費用が39500円! しかし最初の2年間は月額費用4950から1100円を割引してくれる、月々サポートという携帯の契約と似たやつが効くので、最初から実質4950円/month という計算になります。
通信量は?制限は?
ドコモから届いたハガキに通信量が書いてありました。5月の1ヶ月間で 149G. ゴールデンウィーク中は仕事してなかったとはいえ趣味プログラミングくらいはしてました。妻もNetflix見てたし。それでも1Tにすら遠くおよばないようです。
そしてこれがHR01ルーターの管理画面なのですが、通信量が 150.1G / 999T になっているのにご注目。30日間ごとの上限が999テラ。つまり通信量は事実上無制限ですよという意味。
所感
住んでいるアパートが古かったり、頻繁に引っ越ししたり、引っ越したくても回線を引く工事や手続きがダルいという人にとって、ドコモのhome5Gは有効な選択肢だと思います。なお、事前に届け出た住所以外の場所でhome5G使うのは規約違反だそうです。引っ越すときにしかるべく手続きすればOKでしょう。
「さすがに仕事は固定回線が必須だろ!」と思っていた古兵エンジニアな私でしたが、考えをあらためました。通信のラストワンマイル問題を解決するのは結局無線だったんや。